第八話『アルケミスト』

昨日の7話をチェックして、山崎真実さん主演の第8話が8/21(日)と確認しました。題名は「アルケミスト」。錬金術師と言った感じでしょうか。実際には復活の秘術と言うか、死者を生きかえらしちゃうみたいですけど。予告映像はわずかでしたが、素の目つきが鋭い(?)という個性を発揮して、暗闇の中に真剣な表情が映えていました。なかなか期待できそうです。ところで、以前から安めぐみさんや佐藤寛子さんが主演の回のように、ヒロインが加害者になって生き残る?のを期待していましたが、残念ながら主人公姉妹は悲劇的な最期を遂げてしまうようです。一体どんな姿になってしまうのでしょうか?。迷わず成仏して下さい。

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第八話『アルケミスト



かつてメゾン204号室に暮らしていたリョウコ(山崎真実)。ある日、リョウコの元に届いたのは「奇妙な実験道具」だった。その説明書にはこんなことが書かれている。「これはかつて錬金術師(アルケミスト)が使っていた『死者の細胞から肉体を甦らせるキット』です」・・・。

リョウコは、事故で死んだ妹のショウコ(佐野光来)の遺体から切り取った「髪」から最愛の妹を甦らせる「実験」を始めた。もちろんリョウコだってそんな怪しい物を信じているわけではなかった。でも、どうしてもショウコの「死」を受け入れられないリョウコは、どんな馬鹿げたことであろうと何かしていないと気が狂いそうだったのだ。「実験」をしながらリョウコは自分でも苦笑を抑えられなかったが、それでも悲しい気持ちを少しでも癒すつもりで、説明書の通りに「ショウコの細胞(髪)」にキットの薬品を順番にかけていった・・・。

その夜、リョウコはベッドの中で寝つけずにいた。そして、トイレに起きた時、暗い部屋の隅に誰かが立っているのを見て驚愕する。

「お姉ちゃん・・・ここはどこ?」

それは・・・まぎれもなくショウコの声だった!

けれど、神の摂理に逆らうことは決して許されないのだ。奇跡の再会を果たした姉妹に神様が下した審判はあまりにも過酷なものだった・・・。

現在の204号室。かつてこの部屋に暮らしていた悲しい姉妹の「透視」を終えた不破凡は珍しく動揺していた。「可哀そうに。甦った死者が与えてくれるのは悲しみだけなのに・・・」

一方、不破凡を張り込んでいる最中に田村に監禁された鏑木と沢木の両刑事は、目の前で「自殺」して果てた田村の死体を見ながら、ようやく縛られていたロープを解くのに成功した。だが、二人の目の前に死んだはずの田村がふたたび起き上がる!