いやらし系からいやし系

山崎真実 manifold [DVD]

僕らの「まみッチョ」こと山崎真実さんのセカンドDVD「manifold」をざっとですが見てみました。ファーストもかなり良かったですが、セカンドも負けず劣らず素晴らしい出来です。雑誌のグラビアではさんざん悪口を言っている私ですが、DVD2作品ではほとんど文句はありません。山崎さんのことをよく理解している監督さんを起用できているようですね。写真集といい、DVDといい、いざ主役の作品となると本人だけでなく、ファンタスターの皆さんの気合いが違うようです。

前作のミスマガジン2004では、「美女がセクシー水着で・・・」のような感じの作りでしたが（私はインタビューを見て笑いまくってましたけど）、今回は多少セクシーなイメージは押さえ気味のような印象です。その代わりに「明るくて面白い」という山崎さんの、雑誌では伝わりにくい一面が大きく取り上げられています。時間を計ったわけではありませんけど、イメージシーンと、インタビューやメイキングなどの素の部分が半分ずつというような印象です。私はもちろん素のトーク部分のほうが面白いので好きです。こっちの方がかなり重視されている作りに、「監督！さすがよく分かってますな」という思いがします。今回は、かしこまったインタビューのようなものはほとんどなくて、イメージ場面に応じたメイキングが見られるような感じです。うわさの美人マネージャーさんもちょこちょこ写っています。

天然天然と言われている山崎さんですが、今回のDVDでは大阪人の血が騒いだのか？、計算ボケというか狙ったギャグのようなものがかなり出てきます。というか、もともとこんな人なんですよね。今までの雑誌付録DVDでも必ず1つくらいはギャグをかましていましたから。今思い出せるのは「ちゃちゃっちゃちゃっちゃっちゃ！内臓！（胃だったかも？）」くらいですけど。今回の作品で印象的なシーンは「戦隊ヒーローのモノマネ（仮面ライダーに見えるけど）」ですかね。あれはかなり笑いました。文章で説明したいのですが、絶対無理なのでぜひ映像で見てください。ここでもヒーローの必殺技？として、ツッパリをかましてます。MAMI蔵の表紙といい、よっぽど好きなんですね。

結局私が求めているのは「笑い」だったのでしょうか？。それは良くわかりませんが、「セクシー」から「おもしろかわいい」に進化しつつある山崎真実が見られる作品です。言わなくても皆さん見るとは思いますが、見ましょう。損はさせまへん。