レイリーさん萌え

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そんなわけで放送日です。

山崎真実は今週のメインゲスト。主人公が潜入捜査をする豪邸の先輩メイドのレイリーさんです。彼女はなぜか初対面の新人をいじめまくります。それには深いわけが・・

東映山崎真実=アクションということで、山崎と主人公の福田沙紀さんの間で結構荒っぽい格闘シーンがあります。格好は萌え系なのにワイルドです。山崎はピンクのメイド服。福田さんは黒のメイド服。そんな2人の殴り合い。マニアにはたまりませんね←あくまでもドラマ中の設定ね。

山崎演じるレイリーさん。さぞかし強いキャラなのかと思うと、案外弱いです。福田さんには負けたふりをされただけだし、秘書役の宮地真緒女王様には捕まってムチで拷問されちゃうし。風のシズカなみに弱いキャラです。私の予想では、三島つばめくらいの強さで地球を救ってくれると思っていたのですが・・・(東映ネタ。分からない方は検索して、ぜひレンタルORご購入を)

まあ今回の山崎の設定は、親友の失踪の謎を解こうとしている普通の女の子で、特に特殊な格闘能力があるとかの設定もないので弱いのは当たり前なのですが、では逆にあのアクションの冴えは何だったのかと、かなり謎は残ります。

まあそんなわけで、今回の作品の全体的な私の感想としては

「贅沢なショートコント」

って感じでした。キャストやロケにお金がかかっている割にこのチープさというのはかなりの部分意図的に作られたものなのでしょうからね。山崎から見て敵役の社長と秘書のキャラも思いっきりふざけていますし。

そのなかで山崎演じるレイリーはたった一人本気で真面目です。何しろ親友の命がかかった話ですからね。ある意味この壮大なおふざけに参加できていない山崎が、ちょっと損な役回りだななんて思いました。

そしてラストシーン。レイリーという名前にきちんと意味が込められていたというのは、唯一このショートコントがドラマになった瞬間だったなと思います。

そして最後に、山崎真実についての私の感想。

「”あっかんべー”が激萌えでした」

「宮地さんに折檻されているときの心境を聞きたい」

(笑)

普通の演技の所はかなり可愛らしかったりシリアスだったりしてとても良かったと思うのですが、アクションの所は男らしすぎたような感じがします。今回の衣装で、普通の女の子ですから、もう少し声を高くして軽めの華麗なアクションが見たかったなと思います。まあこの部分は山崎の演技力ではなくて、演出の側の考えなのでしょうが。

最後に私の今一番言いたい感想を。

「際だった才能とか無い、平凡で普通の女の子を演じている山崎をもっともっと見たいです」

毎回例えに出しちゃいますけどビートロックラブの七海とか櫻の園の知世子とか、そういう感じの。戦いとか死とか全く縁がない普通の人生。山崎にとって日常に近すぎて、むしろ演じるのが難しい分野かもしれませんが、そういう役を多様に演じてこそ、女優山崎真実の実力が試されるんじゃないかなと思っています。楽しみに待っています。

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