女教師の誘惑

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山崎真実が出演する短編映画「かずお」。南海キャンディーズの山里さんが監督主演の作品です。昨日10/27(土)から11/2(金)までの限定公開で、吉本興業の劇場でのみ見られます。私は昨日の初日に新宿のルミネザヨシモトで見てきました。会場はお笑い好きの女性客ばかり。山崎目当てっぽいお客さんはさすがにいませんでしたね。あくまで芸人主体の企画ですから正しいと言えば正しい結果ですけど。

主人公のかずお(名字はネタバレなので秘密)は、テレビドラマの影響で、不良を更生させる熱血教師を目指して高校に赴任。ところがその学校にはいい子しかいなくてドラマのような展開にならない。学園ドラマのような熱い体験をしたいかずおは、なんとか生徒を不良化させて事件を起させようといろいろ悪知恵を働かせて作戦を実行するのだが・・・と言うお話。山崎を抜きにしても、分かりやすくて楽しい映画です。

肝心の山崎は、赴任してきたかずお先生の隣りの席の女教師・・・・の想像上の姿。こんな美人だったらいいなと妄想しているかずお先生の頭の中の映像に出てくる先生です。まさかのそのシーンだけの出演(1〜2分くらい?)で、現実世界には一切登場していませんが、山崎ファン的にはなかなか味わいのある濃密なシーンです。愛の告白やキス顔など、たまらない映像が(笑)。かずお先生の妄想ですから、もちろん山崎に惚れられちゃうわけですね。大きいスクリーンで山崎が愛をささやくなんて史上初のことです。死に水とか、妹を蘇生とか、プレシャスを売り飛ばすとか、ゲゾ星人とかではない日常に起こりうるシーン。ある意味山崎が好きな恋愛漫画の世界の風景なのかもしれません。平凡な女性の役をやりたいと言っていたので結構嬉しかったんじゃないでしょうかね。かずお先生がお相手なのは微妙でしょうが(笑)

思わず長く書きすぎてしまいましたが、30分くらいで(2本立てなので上映時間は1時間ちょっと)見られる軽い映画です。入場料も当日1000円(前売り800円!)とお手軽なので、ぜひご覧ください。私は終了までにまた見に行こうと思っています。新宿ルミネザヨシモト、神保町花月、渋谷ヨシモト無限大ホールで毎日上映です。