レポートその2(完結編)

8/4に書いたレポートその1の続きです。



私「こんにちは。あの〜ダンスでこういう動きしてましたよね?あれがいいんですけど」

山崎「(ぽか〜ん)・・・覚えてないです・・・」

私「えええ〜っ!自分で振り付けしたんでしょ?ほらこんな振り!(と手を上げてみせる)」

山崎「そんなのやってましたっけ・・・」

私「・・・」

山崎のセリフはうろ覚えですけど、こんな感じの無益なやり取りを何度か繰り返したあげく、山崎はまったく理解していないままに私の言うとおりの手振りで写真を撮ることに。まあ、山崎は何だか分かっていなかったにしても、スタッフにせかされたり断られたりしなかっただけマシでしょう。と、ここで私だけに分かる小さなアクシデントが。レポート前半でも文章で伝えるのに苦労したこの手振りなのですが、改めて説明しますと、芸能人の婚約会見で指輪を見せている風景がありますが、あれの両手版だと思えば間違いないです(また分かりづらい)。医者のドラマで手術寸前の手袋をして手を上げている風景でもいいです。「メス」って言う直前ですね(しつこい)。まあ、両手の裏を二人してカメラに向けているわけです。その振りを山崎にもやってもらって、さあ撮影というところなのですが、なにやら腕がむずむずします。二人して腕を立てているところに山崎が写真に納まりやすいように近寄ってきてくれたので、腕がくっついてむずむずするんです。山崎ファンになってもうすぐ二年。握手は何度もしてきて慣れていますが、腕をくっつけたのは初めてなので(当たり前)むずむずむずむず気になって仕方がありませんでした。はい、私、気持ち悪いです。ド変態です。レポートその1で「私は山崎を触りに来てるんじゃありません」とか言っておきながら、このテンションの上がりっぷり。気持ち悪すぎます。でもね、偶然とはいえこのポーズをアドリブで発明した私の勝利ですよ(最低!)。それに頼みもしないのに山崎が勝手にくっついてくるのが悪いんです(最低の最低!)

そんなわけで、過去最高に動揺しながらのポラロイド撮影が終わりました。ま、毎回毎回動揺してるんですけどね。その写真を後で確認してみると、もはや当初の振り付けとはあまり関係ない感じの仕上がり。ま、あの振りを正確に再現したら顔は上向いちゃうし、写真に体が納まらないんですけどね。ともかく、思いがけずむずむずできたので満足です(最低)

で、ポラロイドの絵が浮かびあがるまでの時間、という建前の握手タイムです。私はまだむずむずの動揺が残っている状態で山崎に話しかけてみます。質問コーナー用に仕込んでいたネタです。

私「あの〜、マニフォルドから一年半経って大人っぽくなった私を見て欲しいって言ってましたけど、なんか顔がまんまるになって今のほうがずっと子供っぽくって若く見えるんですけど?」

山崎「え〜。そうですか?」

私「うん。丸くなった」

山崎「最近やせてきたんですけどね〜」

私「いや、丸い」

山崎「・・・」

私「じゃあまたね〜」

って、私バカなんじゃないでしょうか?丸いしか言ってません。完全に暴言魔、嫌がらせ以外の何物でもありません。実はこんな会話だったかもきちんと覚えてないですけど、こんな感じの内容だったはずです。動揺していたとはいえ、これはひどい。完全に嫌われました。毎回毎回山崎の前では緊張しちゃってろくな話もできず、後で後悔の嵐に襲われるのはいつものことですが、今回もなかなかのダメっぷりでした。いや〜ひどい。本当は、今のほうが昔のシャープな時よりもやわらかさがあって好きですと伝えたかったわけですが、結果はこの残念っぷり。その気持ちのかけらさえ伝わらずじまい。ま、いつものことですからいいです(自虐)

で、ここで先に書いちゃいましたけどサイン入りジャケットを受け取ります。残念ながら私のは落書きのない通常版でしたけど、その1に書いたたまとてさんの落書き入りのほうの写真を撮らせてもらったので、後ほど公開する予定です。たまとてさん、ありがとさんです!

ステージから降りて自分の席に戻ると、そのあたりに握手を終えたいつもの面々が集まっています。「見てたよ〜」的なことを言われつつ、写真やジャケットの話なんぞをしつつ、ポラロイド撮影と握手会の進行を眺めます。すると、ノウのイベントの時と同様、「ポラロイドの写り具合を確認されたお客様はご退席ください」とスタッフさんたちがアナウンスを始めました。ノウの時に会場でのんびりしていて痛い目にあったので(ってサンマミには書いてないですけど、結構激しく追い出されたんです)、今回はおとなしく会場を出ようと準備を始めます。まだ撮影していないのはやらさんぐらいだったかな?ともかくそのほかのみんなで会場を出ようとします。

出る寸前、ここで私はしばらく立ち尽くしていろいろ考え事をしていました。ちょっとどうしようか迷っていたからです。でも、ここは確認しておかないとまずいことになるので決心して話しかけることにしました。誰にかというと、最近有名人の矢部さんです。今回のレポートには書いていなかったですけど、矢部さんは山崎の物販イベントには必ずいるので当然開始時から後ろのほうでイベントを見守っていました。ほかの関係者らしき方と話されていたのでちょっと申し訳なかったのですが、追い出されちゃう前にアタックです。

私「こんにちは〜。あの〜、明日新潟競馬場でイベントあるんですよね?」

矢部「ありますよ〜」

私「矢部さんも行くんですか?」

矢部「いや〜僕は行かないです」

私「じゃあ池田さん(マネージャーさん)だけですか」

矢部「そうですね」

私「ちゃんと明日イベントありますよね?」

矢部「?」

私「いや、最近大雨で洪水とか、電車がストップとか色々日本海側でも災害が起こってるとニュースでやっているので、行ってみたら中止とかないですよね?」

矢部「いや、やります」

私「よかった〜。じゃあ新潟まで行ってきます!」

矢部「(笑)」

ここまでくると実際の会話なのか小説なのか分からなくなってきましたが、大筋こんな会話でした。一緒にアルゴさんもいたので間違っていたら訂正してください。ともかく新潟まで行って空振りとか言う人生最大の大失敗は避けたかったので、矢部さんには迷惑ですが一応確認しておいたわけです。なんで今日山崎に会っているのにわざわざ新潟まで行かなきゃいけないのか、矢部さんにとってはギャグ以外の何物でもないでしょうね〜。ま、気持ち悪いファンなんてそんなもんです。そんな気持ち悪い人が結果的に5人もいたんだからこれは恐ろしい。この恐ろしい話はまた次回の新潟競馬場レポートで書きましょう。

矢部さんにお礼を言って会場の外へ。と言ってもドアの開いている隣の部屋ですから中は見物できます。私自身がかなり後ろの整理番号でしたから、比較的すぐに握手会は終了しました。なんと、最後の最後に握手した人はやらさんでした。さすがスーパースター。おいしいところを持っていきます。結局最初の人も最後の人も私の知り合いと言うなんとも妙なお話です。大体のお客さんはすでに退場しているのでちょっと音量は地味ですが、拍手に見送られて山崎は退場していきました。

で、すぐに帰宅しないのが私たち気持ち悪いファンです。そうです。いわゆる出待ちと言うやつです。なんで今会った人をわざわざ外で待たなければいけないのか?と言われればそのとおりなのですが、ここはオオカさんの名言「山崎の私服を見たいから出待ちする」を引用して、説明に代えさせていただきます。確かにあのダサい私服は一見の価値があります(失礼)。ま、正直なところ、私ファッションには疎いですからよほどメチャクチャな格好をしていなければ、特に何のマイナス印象も持たないんですけどね。ネタとしては面白いですよね。

記憶では確か前回のソフトワンの時(絶対山崎主義?)は出待ちで撒かれたので(勝手に出口を予想し間違えただけですが)、今回は正面か裏口かなどと話していたのですが、前回が裏口だったのでそっちに大部分は移動。一応表にも人員を配置(笑)。で、あまり時間も経たないうちに山崎一行が登場。予想通り裏口でした。予想を裏切ったのは出待ちの人の数のほうでした。20人くらいいたんですかね?まあ身内が10人くらいいるわけですから何の文句も言えませんが、予想を超える多さでした。人気者やね〜。

出口を出た途端に山崎はファンに囲まれます。私はシャイボーイなので気後れして遠くから見物。人を押しのけてまでどうにかしようと言うほど面白いネタも無いですからね・・・自分不器用ですから。面白いもので、山崎にまっ先に近づいてがんがんしゃべる人には私の身内(サンマミ関係者)は基本的にいません。もちろん話しかけないわけでもないんですけど、ある程度余裕を持って構えるのがここのスタイルのようです。私ほど近づかない人も珍しいとは思いますが。肝心の私服は・・・よく覚えていません!が、いつもどおりおばちゃんくさかった気がします。

ぞろぞろとファンを引き連れて歩き、近くの車道へ出ます。呼んであったタクシーに乗り込み、窓を開けてファンに手を振って別れを告げます。車はゆっくりと加速して行き・・・・・・減速していきます・・・・目の前の交差点は赤信号です。さすがの山崎真実ですね。笑いと言うものをよく分かっています。見事な計算ボケ。おかげで窓を開けっ放しのタクシーはまたまたファンに囲まれてしまいました。アルゴさんはそのあたりで今度の剛腕グランプリ高校生大会の予定の確認をしていたみたいですね。ちなみに、私は出待ちでは一言も話してません。見てるだけ〜。それも遠くから。もちろん話をしたいとは思うのですが、20人を押しのけて自分が自分がというのは、どうも私の性格ではできないんですよね。損な感じはしますが、まあ私のやせ我慢の美学だと思ってください。そうして今度こそ、山崎と矢部さんと池田さんを乗せたタクシーは順調に走って消えていきました。これでイベント終了です。家に帰るまでが遠足です。

この後は今までのレポートに登場してきた山崎真実業界(サンマミ業界)のスーパースターたちと近所のココスでお食事会(反省会)。ここでのトーク内容はあまりにも過激すぎるのでここでは紹介する事は控えます。ここを読んだ山崎を凹ませたくないので(笑)

朝のアケスタ西内からこれだけ頑張った私ですが、このままの勢いで翌日は遥か遠くの新潟まで行っちゃいました。バカです。でも超楽しかった〜。その話はまた次回。こんなに長い文章を一日で書いたので疲れちゃいました。では。