オークションの品物公開

8/27、8/28の日本テレビ24時間テレビのサテライト会場、東銀座の日産本社ギャラリー特設会場で行なわれた出演者の私物チャリティーオーディション。番組終了後の21時過ぎのオークションで、山崎真実さんの私物がなんと2万円の高額で落札。見物していた他のアイドルのファンらしき人たちも驚いて声を上げるほどの値上がりスピードでした。落札された方は、私の知らない方だったのですが、偶然目の前で観覧していた方だったので、イベント終了後に声をかけて、写真の提供をお願いしてみました。運の良いことに、その方はサンクスマミーのことをご存知で、おまけに、どこかのサイトなどで皆さんに見てほしいという気持ちをお持ちだったそうです。というわけで、お話はスムーズに進み、一緒に山崎さんの出待ちをしながら、山崎真実の魅力について熱く語り合ってしまいました(笑)。そのまま話をしていると、イベント終了後30分以上後でしょうか?、山崎さんは警備員が数人取り囲む中で、スタッフの方と一緒にタクシーに乗り込んだのですが、すぐに発車させないで、車道側の座席に座って、窓を開けて、待っていたファンの人たち(10人くらい?)の声かけに答えていました。落札された方も、きちんとそのことを山崎さんに直に伝えられたようでよかったです。私はと言うと、他のファンの方の勢いにあっけに取られて、「人気あるんやな〜」と思いながら遠巻きに眺めていたのですが、落札者の方が私を指差して、「彼のホームページに載せますんで、見てください」と突然話題を振られ、いきなりでビックリした私は、「みっ、見てくださ〜〜ぃ・・・」と小さい声で答えるのが精一杯。まあ、皆さんがしゃべってましたし、街灯の明かりだけですから、山崎さん本人には何も伝わってないとは思いますけどね。ビックリしました。きちんと綿密な打ち合わせをしてからネタを振って下さい(笑)。私は出待ちなんて初めてしましたけど、こんなに熱心なファンがいて、ファンタスターの方も、山崎さんも、こんなに丁寧にファンに対応しているんだなと、ちょっと感動してしまいました。山崎さんが帰った後、一緒に駅まで歩きながら、落札した品物を見せてもらったり、写真をどうするかを考えたりしまして、結局、自宅で撮影してもらって、メールで画像を送ってもらうことに。で、昨日そのメールが無事届きました。えらくもったいぶった前ふりでしたが、全4点、2万円の価値がある山崎さんの私物を公開します。ちょっとだけ私の解説つきです。


帽子です。確かツバがあったので、キャップに近いと思います。山崎さんは私服では帽子をよくかぶっているようですが、今回のイベントでは2日とも確かかぶっていなかったので、現場入りの時にしていたものか、その前からの私物かと思われます。何か、毛糸っぽい材質で、画像で白い点々に見えるものは、ホコリではなくて、下敷きのビニールが見えているんですね。すごく目が粗いデザインです。


去年、フラッシュエキサイティングで初めて表紙を飾ったときの号のクオカードです。この当時は山崎さんが表紙を飾ることもまだあまり無く、100語の始まるずっと前ですから、写真に見覚えのない方も多いのではないでしょうか。篠山紀信さん撮影の巻頭グラビアは、新体操を前面に押し出して、Y字バランスやジャンプなど、最近では見ない感じでしたね。このクオカード、全員プレゼントなどでの販売は無く、落札者の話では、懸賞とかでも無かったのではないかということです。関係者限定ってやつかもしれません。サイン入り。見覚えのあるいつものサインですね。

ここからの二つはプレミア度が格段に上がってきます。これはイベント当日、おそらく朝から山崎さんが身に着けていたもので、オークションのその瞬間にはずして見せるというパフォーマンスをやって見せて会場を沸かせた、イヤリングです。デザインについては話していなかったので不明ですが、なんの絵柄でしょうね?。正直、前日も当日も、山崎さんがイヤリングをしていたなんて全く知りませんでした。遠目だったこともあるでしょうけど、この鮮やかな色使いです。気づかなかったということは、たぶん髪の毛で隠れていて全く見えていなかったんでしょう。この、ずっと身に着けていたものを、その場ではずすという演出は、他のタレントさんでは全くと言って良いほど見られなかったので、インパクト大でした。

全4品のうちで、私が今回のオークションの目玉だと思っているのが、このアームウォーマーです。とは言うものの、私はあれがアームウォーマーというものだということを初めて知ったのですが(笑)。あんなのしたことないもん。親指を通すような部分があるので、手の半分くらいまで覆うデザインだったんでしょうか。写真での見た目は全くインパクトが無い、地味地味なのに、何でこれが一番なのかと言うと、これも、さっきのイヤリングと同様に、ずっと身に着けているものをはずして出品すると言う必殺技を使ったのですが、これはさっきのイヤリングよりもずっと強力な必殺技だったんです。なぜかというと、山崎さんがこれをずーっと何時間も身に着けていることを、客席のみんなが知っているからなんです。私は夕方からの参加ですけど、そのときから山崎さんはずっとこれを身に着けていました。多分朝からなんでしょう。品川庄司の品川さんを突き飛ばして擦り傷を負わせたときも、DAISUKIのテーマ曲にあわせて、ソフトクリームを持ちながら、前後に床開脚をして見せたときも、長州小力さんが北斗の拳の主題歌「愛をとりもどせ!!」を熱唱しているのを間近で見て笑い転げているときも、丸山弁護士がゴールしたときも、サライをみんなで歌ったときもずーっと身に着けてました。多分アイドルファンでもないおじさんやおばさんの観客でさえ、「あの腕の黒いのはなんだろう?」と印象に残っていたと思います。それくらい目立っていたんです。で、山崎さんが偉いのは、それまでの出演コーナーで品川庄司さんから「くの一かよ!」とかって、さんざんそのアームウォーマーの見た目の違和感についてからかわれていたのに、オークションの事を全く言わなかった事なんです。ネタばらしをしなかったおかげで、身に着けていたものをはずすと言うインパクトと同時に、「あの黒いのをずっと身に着けていたのは、このためだったのか」と会場全体を感心させたわけです。品川さんも、「そうだったとは知らないで、何度も突っ込んじゃってごめんね〜」と言ってたくらいです。と言うわけで、写真ではただの黒い物体ですけど、当日あのイベントステージに出演していた人、観客、関係者、司会の品川庄司さんと熊田曜子さん、そしてもちろん山崎ファンにとって、この黒い物体はその日のイベント全体の中で、かなり印象深いアイテムだったんじゃないか、と、私は勝手に思い込んでいます。かくいう私もそうとは知らず、「昨日の腕相撲で痛めたのかな」とか、「妙なファッションだな」とか、そんな事しか思いつかなかったんですから、かなり驚きました。だからこれが一番。大切にしてください。



まとめ。人それぞれとは思いますが、グッズのプレミア度というのは、ただ単にタレントが一度着たとかそういう問題ではなくて、印象深い思い出とともにあるかと言うのが大事なんじゃないかと思います。市場価値ではなくて本人の価値と言う意味で。そういう意味で、ネットオークションなどとは違い、朝からきちんと山崎さんとともにイベントの時間を過ごしていた彼が落札したと言うのは、とても価値があることだと思います。2万円と言うのはとても安いとはいえないですが、もったいないことしたなと馬鹿にするような気は全く起こりません。あのイベントとグッズの一体感のあるセットと言うのは、山崎ファンにとっては今までで最高クラスのプレミア品でしょう。本当にうらやましい。まあ、がんばって声をかけたおかげで、私にはお願いすれば、また見せてもらえるチャンスもありうるわけですが(笑)。落札された方、あらためて、写真提供と、実物を見せていただいて、本当にありがとうございました。お名前は分かっているんですけど、ハンドルネームのようなものが無いので、名前を伏せた関係で、なにやら謎の人物みたいになってしまって、すみませんでした(笑)。